子どもと英語
子どものペースはそれぞれ違う、それを知るだけで気持ちが楽に♪
親にとって子どもはかけがえのない存在ですよね。
子どもが幸せな日々を送って欲しいと願うのは当然です。
お友達がたくさんできて仲良く遊んで欲しい
お勉強ができて、いい学校に行って欲しい
何かスポーツなど体を動かすことをして欲しい
などなど、、、言い出すときっときりがありません。
独りぼっちだとかわいそう、劣等感もったらかわいそう、、、親心ですね。
でも実はそれって
子どもはこうあるべき。こうなってくれると安心
という思いなのかもしれません。
その子にとって、
お友達と遊ぶより自分の世界に居たい。
勉強以前に読み書きすら今は興味がない。
必要以上に身体動かすより、今はじっくり何かに集中したい、
のかも。
何に夢中になるか、いつその時が来るかは、子どもによって皆違います。
ゆっくりだったり、早かったり。
深かったり浅かったり。
だから『急かせず、子どもを見守ってあげて欲しい』です。
私も子育て中は心の中がよくザワザワしていました。
例えば、第一子あるあるで無難に育った長女に比べて
次女は変わった子どもでした。当時は扱いにくい子でした。
一旦ひねくれると、叱ってもおだてても無駄。
2時間でも3時間でも口もききませんでした。
よくもまぁ、その状態でしんどくならないのかなと(>_<)
こちらもエネルギーを消耗するので、爆弾のように気を使っていました。
彼女にはイライラでけだなく、悲しくなることもたくさんありました。
一歩家の外に出れば笑顔が消え、
知らない人がそばに居ると、我が家であっても親から離れず貝のように口を閉ざしました。隠れたり、ぐずったりすることもなく。
お友達と一緒にお昼ご飯やおやつを食べていて、皆が遊び始めても、一人ゆっくりと食べ終わるまで輪に加わりませんでした。
結局遊ぶ間がなくなり、すぐにお帰りの時間になりました(^^;)
体操教室やダンス教室、毎回嫌がることなく出かけて行くのに、ただ見ているだけ。参加しようとはしませんでした。
退屈そうにするのでも、帰るのでもなく、ただただじっと見ていました。
じゃあ行かなきゃいいのに。どうしてこの場に居るのに他の子ように輪に入れないのだろう。
小学生の時は、算数ドリルや漢字の練習などじっと座ってする勉強はできませんでした。
でも「中学生になったらちゃんとやる!」と宣言したとおり、やる時は集中して勉強するようになりました。
良いこともありました。
幼いころから、電車やバスなどに乗っても騒いだりぐずったりすることはなく、じっとおとなしくしていました。
食べものをあげて気をそらすなんてことは全く必要ありませんでした。
そんな娘は大人になった今、親の私よりも社交的でどんな人とも自然体で付き合えます。すごい技だと親ながら思います。
社会性もちゃんと身に付けていたんです。どうやってかは分かりませんが。
手のかかった(と勝手に思っていた)次女は何でも自分でやってしまう手のかからない娘になりました。
今思えば面白い子です。
親が当然と思っているペースで子どもを育てても無駄なエネルギーを注ぐだけだったと今になって思います。
子どもにはその子なりのペースがあります。そのペースを尊重してあげた方が親もきっと楽ですよ。

Tag: 子育て
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