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英語を英語のまま理解する
英語の新学習要領で大きな変化がありました。今までの英語学習は文法のルールを覚えてから会話に繋げる、という形でした。
文法のルールありきで、まずは文法をしっかり勉強し、それから会話やコミュニケーションをするというのが日本の英語教育の昔からのやり方でした。
でも、学習指導要領が変わってから大きな変化がありました。知っていますか。
最初に文法やルールを教えるのではなく、子どもたちが自分で英語を使ってみることが先。
「ここはおかしいな」とか「この言い方がわからないな」と気づいた時に教師がアドバイス、サポートをするという方法に変わっています。
中学校・高校では発表やディスカッションも増えて発信力を養う授業も増えました。英語以前にこれを伝えたいという知識や情報を持つことも必要なのです。
でも実際には、単語をただ沢山覚えさせられたり、従来の学び方を強要される場合もあるように見受けられます。
私の教室では、今までもこれからも単語を覚えさせたり、テストをすることはありません(生徒さんが希望すればする時もありますよ)
自然に英語の語感をまず身に付けて欲しいからBBカードでたくさん遊びます。
あれ、これおかしい?というのを自分で感じて欲しいからです。1回や2回では身に付かないから、声を出しながらたくさん遊ぶのがいいのです。
ただ、BBカードは発話中心なので、読むことが正直後回しになっていました。
新学習要領になりテストの内容も変わった。長い英文を読めなくてはいけなくなった。ということで長い間葛藤していましたが、7月より多読を始めることにしました。
今までも希望者には絵本を貸し出ししたり、多読クラスを作ったこともあります。ただ保護者さんの負担を考えると強くお勧めすることはしていませんでした。
でもやっぱり英語に自信を持って欲しい。
「英語を英語のまま理解する」
「読み返さず英語を前から理解する」
これを身に付けると、長文が楽に読めるようになるし、読めることで英語に自信が持てます。
英語の絵本がデジタルで読める時代になり、『本は紙派』の私でさえ思います。便利で役に立つなら利用しない手はないと。
英語の絵本って薄いのに1冊300~500円するので費用面でもかなり軽減です(^^)
従来の学習のように、何年も英語を勉強してたくさん単語を覚えても実用できない、ということから卒業したいですね。
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