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アメリカの大学院卒業式・珍道中
先日、次女の大学院卒業式に参列するため、アメリカへ行ってきました。

場所はメリーランド州ボルチモア。
ニューヨークから南へバスで3〜4時間ほど、ワシントンDCへも電車で1時間ほどの街です。
今回の渡米、実は出発前からなかなかの珍道中でした。
関空で飛行機に乗り込み、席について「いよいよ出発!」と思ったその時。まさかのフライトキャンセル。
しかも、飛ばない飛行機の中で機内食を食べながら3時間待機し、その後日本へ再入国。
正確には「出国取り消し」扱いだったそうです。その日飛べる便がなく、ホテル泊して1日遅れの出発となりました。
フライトキャンセルの話は聞いたことがありましたが、まさか自分が経験するとは思ってもいませんでした。
でも後からいろいろな方に話を聞くと、海外では意外と珍しくないそうです。
今回はまだ日本国内での出来事だったのでよかったのかもしれません。
言葉や文化の違う海外で起きていたら、状況を正確に理解したり伝えたりするのは、もっと大変だったと思います。
そして今回、アメリカではさらに驚く出来事がありました。
帰国前、ボルチモアからニューヨークへ向かう予定だった朝の高速バス。
来るはずのバスが、待っても待っても来ないのです。
後続のニューヨーク行きはどんどん出発するのに、私たちの便だけ現れない。
娘がカウンターへ確認に行っても、
「そのうち来ると思うので待ってください」
とのこと。
しかも、2時間以上遅れないと振替も払い戻しもできないと言われました。
結局、娘が自分でバス会社へチャットで問い合わせを続け、会社側も調査を開始。
そして結局は!そのバスはキャンセルになりました。理由は分かりません。
問い合わせをしなければ、きっとみんな何時間もそのまま待っていたと思います。
振替便もさらに遅れ、結局ニューヨークへ向けて出発できたのは、予定より2時間半以上あとでした。
日本だったら、数分遅れただけでも丁寧なアナウンスがありますよね。
その正確さや責任感は、本当に素晴らしいことだと思います。
でも一方で、海外の「まあ、なんとかなるよ」という空気感に触れると、「きっちりし過ぎない良さ」もあるのかもしれないな、と感じました。
25年ほど前、ニュージーランドへ行った時。
路線バスの運転手さんが、発車時間になっても別の運転手さんと楽しそうにおしゃべりしていて、なかなか出発しなかったことがありました。
その時は、日本とは違う“のんびりした時間”が、なんだか微笑ましく感じたのを思い出しました。
そんなアメリカ滞在の中で迎えた、今回の一番の目的。
娘の大学院卒業式です。

私にとって憧れだった、タッセル付きの四角い帽子とガウン姿。
しかも今回は、その下に着物を着せるという大切なミッションもありました。
娘の分と、日本人のお友達の分。
2着分の着物や小物をスーツケースに詰め込み、スーツケース2個にリュックという、過去最大級の荷物での移動でした。

当日は快晴。
…ありがたかったのですが、気温は30℃超え。
ガウンの下はまるで蒸し風呂状態で、着物は汗びっしょり。帰国後はそのまま着物クリーニング行き確定です(笑)
でも、娘たちの晴れ姿は本当に素敵でした。
次女は、ジョンズホプキンズ大学院で「Master of Public Health(公衆衛生学修士)」を取得しました。
今まで看護師として救急医療や災害医療、人道支援活動をしており、この大学院では、人道支援に関する分野の研究を深めていました。
同じ学部には、医師や看護師など、すでに現場で豊富な経験を積んでいる方も多く在籍していて、娘にとってはとても刺激的な環境だったようです。
素晴らしい経歴や志を持つ仲間たちに囲まれながら、たくさん学び、充実した楽しい日々を過ごせたことが、親としても本当に嬉しく感じました。
そして今回、改めて強く感じたことがあります。
それは、
「英語は、テストのためだけのものではない」
ということです。
もちろん、日本の学校で学ぶ英語も大切です。
でも実際の海外では、
・分からないことは自分から聞く
・困った時は自分で動く
・違う文化や価値観を受け入れる
・完璧な英語より、伝えようとする力が大切
そんな場面がたくさんありました。
現地では、教科書通りの綺麗な英語を話す人ばかりではありません。
多国籍の人たちが集まる社会だからこそ、
「違い」を受け入れながら、自分の考えも持つことが必要なのだと感じました。
そのために大切なのは、
「自分の軸を持つこと」。
英語力だけではなく、自分で考え、自分で行動し、相手を理解しようとする力。
子どもたちにも、そんな力を育んでほしいなと、今回の旅を通して改めて感じました。
スクールバスと言えば黄色いバス↓可愛いよね♪


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