子どもの学びとデジタル化について考える勉強会に参加

私は20年以上子どもたちに英語を教えてきて、ここ数年、子どもたちの理解力や応用力が落ちてきていると感じることが増えました。

じっくり考えることが減り、学んだことが頭の中にしっかり定着せず、流れていくような印象があります。

特にコロナ以降、学校や日常生活で、デジタル機器に触れる機会が増えたことが、その一因ではないかと思っていました。

スウェーデン

そんな中、英語講師であり、コーチング仲間でもある葉菜さんが開いてくれた勉強会「子どものネットリスクニュース勉強会 スウェーデン編」に参加しました。

※スウェーデンの資料は「子どものネットリスク研究会」スーパーアドバイザーの田中康寛氏による勉強会資料を基に作成された情報

スウェーデンが学校教材をデジタルから紙へ戻した背景や、
デジタル機器使用で起こる脳への影響、感じていたことが繋がりました。

デジタル使用は

  • 子どもはデジタルの影響を受けやすい
  • 学力低下だけでなく、運動能力の低下につながる
  • 学校内の治安悪化
  • 人らしさを表す脳の領域である前頭前野の発達が衰える

タッチペンでなく、紙と筆記用具で書く作業や、じっと座ったままでなく、立ち上がったり歩くという基本的な運動は脳の成長発達に必要なこと。

前頭前野が発達しないと『4ない人間』になりやすいそうで、
何かというと、、、

  • 考えない
  • 我慢できない
  • 頑張れない
  • 思いやれない

残念ですね。

日本では今、デジタル化が推奨され、すぐに大きく方向転換するのは難しいかもしれません。でも、こうした現状を知り、考え、発信していくことはとても大切だと思います。

「流れに大きく切り込むのではなく、愛情を持って包み込みながら、少しずつ流れを変えていく」葉菜さんのこの言葉に、とても共感しました。

私たちは、子どもたちが幸せに、そして笑顔で生きられる世の中になってほしいと心から願っています。

まず大人が事実を知ること、その上で出来ることはたくさんあるはず。勉強会で学んだことと、そこから私が感じることを、少しずつ伝えて行こうと思います。

こちらのブログにまとめました
デジタル時代の子育て-「スマホ依存」から子どもを守るシンプルな方法


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