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スマホ依存について考える
スマホ依存
私にとってスマホは日常生活に無くてはならない存在になっています。
気がつくと「もしかして私はスマホ依存?」と感じることも。
例えば、調べものをするためにスマホを手にしたはずが、気づけばメールやSNSをチェック…。
昼ごはんを一人で食べるときも、なんとなくスマホを眺めてしまうことがあります。
いけないと分かっていても、つい触ってしまうスマホ。
これは私たちだけではなく、子どもにも起こっている問題です。
私の知り合いの英語の先生のお話ですが、その息子さんがスマホ依存になり、不登校になってしまったそうです。
その先生は、その出来事をきっかけにデジタル依存について勉強を始め、今では子どもたちをデジタル機器の影響から守る活動に力を入れています。
実際、その先生の教室に通う子どもたちの中にも、デジタル機器の使いすぎが心配される子がいるそうです。
そこで、教室では予防のために運動を取り入れたり、親子で話し合う機会を設けたりしていると聞きました。
スマホ依存はアルコール依存や薬物依存と同じように、治療は難しいそうです。
また、脳の前頭葉が変化、未発達というデータが既に出てきています。
今は大丈夫、と思っても、対処すべきステージにきているかもしれません。
デジタル環境と栄養の関係
私も以前から子ども、幼児期のデジタル機器使用や長時間のテレビ視聴、小学生中学生のスマホ使用について気になっていました。
特にコロナ禍以降、子どもの取り巻くデジタル環境が急速に進み、その影響が子どもの学習面や健康面に現れてきていると感じています。
オンライン図書の使用をやめたのもそのためです。
デジタル機器を使うと、脳がたくさんのエネルギーを使います。
だから、成長期の子どもたちには栄養がとても大事。ただでさえ、体が成長していく時期でたくさんの栄養が必要な時期です。
成長期は食べても食べてもお腹が減りますね。脳まで栄養が届かないと、イライラしたり、集中力がなくなったりするのは当然。
思春期の子どもが、なんか腹立つ、イライラする、不機嫌になるのは
栄養が足りていないことがよくあります。
現代の日本でデジタル機器やスマホを全く使わない生活をするのは現実的ではありません。でも、親としてできることもたくさんあります。
✔スマホ使用を遅らせこと。
✔栄養のある食事を食べさせること。
栄養を摂ることで、スマホ依存を解決できるとは言わないけど、栄養で脳と体の健康をサポートすることはできると思っています。
最近では、諸外国でデジタル教育から紙ベースの教育に戻る動きも出てきています。日本はその逆を進んでいる。
何ごとにも、悠長な日本です。
本当は、子どもたちのデジタル環境について見直すタイミングに来ているのかもしれません。
来月はデジタルから紙ベースの教育に戻した国で起きたことを知る勉強会に出る予定です。
昨年11月にオンラインフェスで、『栄養と脳ホルモンの関係』や『脳に良質な油が必要なこと』をお話しました。
その時の動画はこちら
↓↓↓
https://college.coeteco.jp/s/rnxvqxsm5z0bu8a/school_courses/list
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