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お母さんが大切
先日の投稿で、レッスン前に生徒たちへ「小さな感謝」を見つける質問をするお話をしました。
今回はその続き。生徒さんたちの思わぬ本音が垣間見える瞬間をご紹介します。
私の教室では、中高生は英語での発話を促すことを大切にしています。
たとえ間違っていても、止まらずに話すこと。言えない単語は日本語でも構いません。
そのために、レッスン中にはさまざまな質問を投げかけています。
質問には、あえて「英語の質問集」を活用しています。
日常的なプライベートな話題よりも、教材の質問形式のほうが、生徒さんたちは気負いなく答えやすいのです。
その中で、家族の話題が自然と出てくることがあります。
ここで、どんな答えが返ってくると思いますか?
それは、家族――特にお母さんへの感謝や愛がたくさん詰まった答えなんです。
例えば、
- 「お母さんが作ってくれたおにぎりが嬉しかった」
- 「〇〇に連れて行ってくれて楽しかった」
- 「お母さんは優しい、親切」
怒ったときは怖いし、その瞬間は腹も立つけれど、最終的には、「お母さんに感謝している」という思いが溢れています。
これを聞くたび、私は嬉しくて時に涙が出そうになることもあります。
ただふと、自分の娘たちはどうだろう?他の場で私についてこんな風に話してくれているのかな…と思うこともありますが(笑)
でも、きっとどのお子さんも、面と向かっては言えないだけなんですよね。
英語という「間接的な表現の場」を通じて、本音を聞く。嬉しくなる瞬間のひとつです。
子どもはお母さんが大好き、大切なんですよね。
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