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『英単語を書いて覚える』は効果が薄い
「書いて覚えなさい」
昔はよく言われたものです。先生や親からも何かにつけて言われました。「書いたら覚える」
全く間違いではないと思います。ただ見て覚えるより、手を動かした方が効果があると言われています。
漢字ならそうかもしれません。でも、英単語は必ずしもそうではありません。ただ書き写すだけはかえって弊害になります。
残念なことに、塾や学校で頻繁に単語テストがあります。だから書いて覚えなさい、と先生に言われることもあるようです。
英語の発音は分からないけどただ書く。発音できないから声に出すこともなくただ覚える。これはその場しのぎの学習としか思えません。
実はノートに単語を書き写すだけの勉強方法は脳科学的に効果が薄いと分かっています。
中学生になってから入会した生徒が、doesをずっと「ドセ」と読むことに驚いたことがあります。
当然、それではリスニングができるハズがありません。そしてそういう子に限って発音が上手にならない。
単語を覚える時には、発音もしっかり聞いて、実際に声を出して覚えましょう。
間違った発音で覚えてしまったら、結局は後でまた覚え直さなくてはならずかえって効率が悪い。英語学習が面倒になり成績が上がらない原因にもなります。
今は単語をゲーム感覚で学べるアプリもたくさんあります。そういうものを上手に活用するのも手です。
楽しく学べて、何度も何度もその単語に出会うような学習がお勧めです。
英単語はノートに何回も書き写して覚える。その方法が正しいと思っているパパママ。その方法で覚えられましたか。
文字と発音一致していますか。もしそれで覚えた、というパパママでも、あなたのお子さんがそうだとは限りません。
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