【中学生】英語スピーチ 発音練習頑張る

先日、中学生のレッスン前
「すみません、スピーチ練習が長くなってかなり遅くなります」
とLINE連絡がありました。

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私立中学生二人。学校帰りにバス、地下鉄を乗り継ぎ、駅からは徒歩でやってきます。いつも学校の課題、課外活動が詰め込み状態。

先日も来るなり「もうなんもやりたくな~い」と彼女たち。

「来るだけでも偉い!!よく頑張って来たね!」そう言わざるを得ないほど、見るからにへとへと状態(笑)

今彼女たちは学校の英語スピーチに向けてスピーチ練習に取り組み中。

全員が同じスピーチ素材を発表するのですが、中学校の教科書ではまだ習っていない難しい単語も含まれています。

当然読み方も分からない。もう覚える段階から大変で、数週間にかけてまず暗記に四苦八苦。

今週の私のレッスンでは1週間後の発表を控え、ほぼ仕上がったスピーチを聞かせてもらいました。

しっかり暗記できて、声量も発音も随分上手になっていました。

よくここまで頑張ったよね~!!

学校にはネイティブの先生が常駐していて、発音やイントネーションのチェックをしてもらえます。

でも、本人たちはまだ上手く発音できない部分があるようで、苦しんでいました。

私も聞いていて、いくつか気になるところを指摘。

一人は[th]が[s]や[sh]に近い音になる。ネイティブ先生にもよくチェックされるとのこと。

[th]の発音は日本語に無い音なので慣れないと難しいですね。彼女だけでなく、他の生徒にもよく指摘します。

I think…. ってフレーズよく使うから、発音がおかしいと結構気になります。

もう一人は[er]と[ar]の区別が苦手とのこと。そもそも発音の仕方が分からない、と。確かにこの区別も難しい。

日本語ではカタカナで書くとどちらも「ー」で伸ばせば同じ。

例えばバード、ワード、パーク、スター

英語だとbird, word, park, star 

「ー」の音は全て同じではないのです。カタカナで馴染んでしまった単語はどっちの発音なのかまず分からない。

音の出し方は全く違います。口の中で起こっていることも違うのに、口の中は分かりにくい。どこに舌を置いたらいいか、どんな形なのか。

なので、絵を描いて説明し一緒に練習しました。

中学生くらいになると、言葉と図で発音の仕方を説明してあげると理解が深まります。

あとは口周りの筋トレと思えばいい。頑張れば正しい音に近づけるので練習しかありません。

まだまだ若いし、十分矯正できるチャンスです。


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